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V.A / Sitar Beat 1~4
(シタールの入った曲を集めたコンピレーション、ややファンク寄りな曲が多め)

V.A / Electric Psychedelic Sitar Headswirlers 1、2、4、6
(上記と似た、シタールの入った曲を集めたコンピレーション、節操のない選曲)

V.A / In Yo' Face!: The History of Funk, Vol. 1~6
(ファンクの定番を網羅した、慣れてない人にも良いコンピレーション)

Funkadelic / 1st~エディ・ヘイゼル在籍時のものを数枚

The Meters / 定番を一通り

Hawkwind / The Chronicle Of The Black Sword

Kak / Kak-Ora

The Heads / Under The Stress Of A Headlong Dive

Algarnas Tradgard / "Framtiden Ar Ett Svavande Skepp, Forankrat I Forntiden"

Flaviola e o Bando do Sol / Flaviola e o Banda do sol

Emmanuelle Parrenin / Maison Rose

Fripp & Eno / No Pussyfooting

D.A.F. / Produkt Der D.A.F


最近聴いて印象に残ったアルバムをざっとあげてみました
近頃は割りとコンピレーションがお気に入りで、何枚か聞いています
特に、Sitar Beatは、なかなか耳にする事のできない音源が数多く収録されていて
かなり刺激的なコンピレーションでした。インド人の、サイケロックへの返答ともとれる
ような楽曲もあり、音は良くないものの、最初から最後まで飽きずに聴ける逸品です
惜しむらくは、例のごとく入手困難なことでしょうか。その点以外は、大変良いコンピ。
もう一つのシタールコンピElectric Psychedelic Sitar Headswirlersも、良いです
チョコレートウォッチバンドから、FTBまで、節操無く幅広い楽曲が収録されている
しかしながら、こちらのコンピは割りとロックよりなものが多くSitar Beat程の衝撃も
インパクトもありませんでした。だからといって、内容が悪いわけではなく、十二分に
魅力のあるコンピです。1~9まであるので、全部集めたい所。例に漏れず入手困難


さらに、コンピレーションでもう一枚 「In Yo' Face!: The History of Funk」
こちらはファンクのコンピで、タイトルどおりファンクの歴史に絡んでくるような
定番の楽曲を集めに集めた内容です。ファンク初心者にも玄人にも優しいシリーズ
JB、スライ&~、パーラメント、ファンカデリックなどの、そうそうたる面子が大集合
中でもお気に入りなのがTower Of PowerのWhat Is Hip 隅から隅まで格好良い

ファンクな流れで、お次は「Meters」 あえて言うほどでもないような、ド定番ですが
その名前に恥じない、非の打ち所のない楽曲群はただ素晴らしいの一言。
腰にくるリズム隊、凄く病み付きになります。最もお気に入りの曲は、Ride In Pony
リズムと絶妙に絡み合うオルガンが堪らない、踊らずにはいられない一曲


Hawkwindは、紙ジャケ版であれこれと再発されていたので、ついつい買ってしまいました
80年代のHawkwindを聴いた事がなかったのと、ジャケットに吸い寄せられて購入
内容はサイケなころのホークウインドを期待すると肩透かしを食らいますが、当時の
空気が出ている良いアルバムだと思います。ややポップな感じのハードロック
他にも、いい感じに再発されている盤が沢山あったので、おいおい揃えていきたい

Kakは、クイックシルヴァーやデッドなどが引き合いに出される、シスコのバンド
派手ではないけど個人的にはかなり好みな雰囲気です。クイックシルヴァーの1st
が好きという人にはなじみやすい感じでは無いでしょうか。

The Heads、以前からあちこちで探していたのですが、amzonにて発見したので
即決で購入してしまいました。重い感じの、ハードロックよりなサイケです。
轟音サイケの正当進化といった感じで、聴いていると耳がただれ落ちていくような
ささくれたファズギターと、重い音のベースが大変気持ちいいアルバム。

Algarnas Tradgard は、北欧スウェーデンのプログレッシヴ・ロック・グループ
69年結成のようです。このアルバムは、なんとも形容しがたく悩ましい作品です
おそらく今の言葉で言うとアンビエントに近いものだと思っています。いまいち姿の
はっきりしない不明瞭な、深い霧に包まれたような音像は、良い感じにトリップできる
美しさと、怪しさと、暴力性が合わさったような、なんともいえない心地よさがあります

Flaviola e o Bando do Sol は南米ブラジルのアシッドフォーク。演歌みたいな
妙なフォークから、けだるい感じのどろーんとしたもの、土臭いものまで楽しめます
Lula C?rtes E Z? Ramalhoと同じレーベルに所属していたようです。こちらも素敵

Emmanuelle Parreninはフランスのアシッドフォーク。国籍を感じさせない不思議な
空気の中、女性ボーカルがけだるいフランス語で歌っているという、異彩を放つバンド
クラシックな要素あり、多様な民族楽器有りと、最初から最後まで楽しめる逸品。
Magic CarpetやTrader Horneが好きな人には、なんの躊躇いもなくお勧めします

Fripp & Eno クリムゾンのロバートフリップと、ブライアン・イーノの問題作
内容は革新的なんですが、これは良いとか悪いとか、そういった評価の出来ない
アルバムですね。度々再発されているようなので、結構どこでも手に入ります
延々と電子音とギターが絡み合うサウンドを垂れ流しているので、慣れてないと
ただ退屈なだけのアルバムにも成りかねない内容です。世間の評価が少し不思議

D.A.F. / Produkt Der D.A.F ドイツのニューウェーブの走りともいえるバンドです
正式には、「Deutsch-Amerikanischen Freundschaft」という、なんとも長い名前
今で言うインダストリアルという、暴力的かつジャンクな感じの曲から、後のテクノに
繋がるような曲まで、色々な試みをしている。クラフトワークほどわかりやすくも無く
ノイバウテンほどアングラでもない感じ、しかしドイツの音楽を語る上では外せない
そんな立ち位置のバンドです。80年代特有の古臭さを感じさせない高い完成度と、
演奏にみなぎる緊張感は、同時代のバンドではなかなか稀有なのではないだろうか。
酷すぎるボーカル、怪しい音、どこを取ってもまともじゃない、そういったイカレ具合が
D.A.F.の長所でもあり、最大の魅力でもあるのかもしれない。


以上です、かなり長くなってしまいました。
2010年も、前年以上に良い音楽を沢山吸収できる一年になりそうです
そんなわけで皆様、今年もよろしくお願いします。
仕事はないけど楽しくやってます、働けたらもっと幸せなのに、くそう!がんばるしかない
  
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