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二日ほどあきましたが、ネタがまとまったので更新~
プレイ日記の範疇を明らかに超えたものになりましたが、細かい事は
気にしないで下さい。ていうか、気にしだしたら最後まで読めません!
かなり長くなったので、読みたい人だけ読みませうw



ごめんなさい、はっちゃけました。二次創作的パロディに耐性ある人だけ読みませう!



さてさて、空白の207年が過ぎました。家臣どもは207年も何をしていたんだ!
という突っ込みにお答えすべく、プレイ日記なのに関係ないことを大量に書きます。
(んな事誰も聞きたくねーだろうし、防具無しとかどこへやら?ってな感じですな)


職務放棄をし、更には私欲のために国も仲間をも犠牲にしてしまったとてつもなく好色な皇帝ベネディクトの歴史は闇に葬られたわけです。公式には、行方不明になったことにされている人魚に現を抜かし、職務も国も捨てたとなれば、後世にも国民にも示しがつかないので真実を知るものは一部の家臣と、ごく一部の人間だけである。しかし、噂はどんどん広まるというもの。行方不明になる以前の情報や、漏れでた話などから勝手に伝説が作り上げられ、一部の地方では有名になってしまった。行方不明とあらば、国民の想像は膨らむばかりである。そこに噂話が絡んでしまえば広まるのはあっという間、元より「好色な皇帝」で有名であったため、駆け落ちしたのではないかとか、敵に色香をかけられたのではないかとか、下らない噂ばかりが広まっていた。更には、部下が一人も帰らなかったこともあり、歴代の皇帝の中でもベネディクトの評価はとても低い。それに伴い帝国の評判も急落の一途をたどっていた。そんな良くわからない伝説を作り上げてしまった皇帝の崩御から207年、ようやく帝国の評判は元に戻り始めていた。


何の因果か、新たに即位した皇帝はベネディクトの末裔である、ウルバンであった(ホーリーオーダー♂)
更に因果な事に、彼が向かったのは祖先が行方不明になったロンギット海である。嵐が起きており、付近の
漁村の住民たちが困っているという情報を聞き、仲間を伴い向かったのであった。秘伝の人魚薬を持って。
仲間は以下の通り
マゼラン(武装商船団)、マグダレーナ(ホーリーオーダー♀)、オードリー(軽装歩兵♀)、オライオン(フリーファイター♂)

情報を求めトバの街にやってきたウルバンは、先祖から受け継いだ好色さを発揮し、早速酒場で女を口説くことにし一人だけ雰囲気の違う海女を発見し、声をかけた。
口説くのには失敗したが、情報を得ることが出来たのでウルバンたちは、沈没船へ向かった。

人魚薬を使い、海に潜るウルバンたち……、そこに待っていたのは207年前の皇帝の仲間たちであった!
「おまえの先祖のせいでこんな姿に……、この恨み、晴らさずに逝けるものか!」突如亡霊たちに襲われたが、マグダレーナのギャラクシィにより亡霊達は一瞬で消滅するのだった(なんと浮かばれない……。)


「ちょっと陛下、おまえの先祖のせいでってどういうことですか?説明してください!!」
突然の事態に、マグダレーナは皇帝に食って掛かった
「や、やあ、君は怒っても可愛いなぁ、マグダレーナ」
「従姉妹を口説こうとしても無駄ですよ、私は引っかかりません。って、話をはぐらかさないで下さいよ」
「いや、その、これはだな、アバロンの国家機密だから、言う事は出来ない」
あわてるウルバンを尻目に、マグダレーナは術の詠唱を始めた、手のひらに光が集まる
「へ い か これが見えないんですか?」
「や、やめろっ、ギャラクシィだけは打つな、死ぬ!」
彼女の視線にただならぬものを感じ、ウルバンはあわててあとずさった
「じゃあ、話してください、お願いします」
隣にいたマゼランの服を引っ張る。
「マ、マゼラン、おまえが話せ!海にかんする事は詳しいだろう!」
「何で俺が話さなきゃいけないんですか、陛下の祖先の話でしょう。俺は関係ないですよ」
「これは命令だ!話さないと、首をはねるぞ!」
「そっ、そんな、無茶苦茶ですよ」
二人のやり取りを見て、マグダレーナは呆れ返っていた
「……、そんな事で権力を乱用するんですか陛下は、女は口説くし酷い命令はするし
さっきの亡霊の感じだと、先祖も相当酷いみたいですね」
「問答無用に浄化した君が言うな、亡霊だって話し合えばわかっ(ry ぎゃああああああああ」
いきなり太陽光線を放たれ、ウルバンのマントは燃え尽きた
「陛下、いい加減にしないと、あなたごと焼き尽くしますよ?」
「わ、わかった、わかったよっ、話せば良いんだろう。とりあえず船の中に向かうぞ」
ウルバン一向は、沈没船の中へと向かっていった。

オードリーとオライオンは傍からそれを見ている、少し呆れた顔で
「なあ、あの人についていって本当に大丈夫なのか?」
「き、きっと大丈夫よ、強さだけは確かですから」
「どう見たってマグダレーナの方が皇帝っぽくみえるけどな」
「そうね……。私達もあの亡霊みたいになるのかしら」
「いやだ、それだけは嫌だ、冗談じゃない。俺はまっとうに死にたいよ
あんなふうになるんだったら、七英雄と戦って殉職したいよ俺は」
「いざとなったら、みんなで葬ってしまえば良いのよ」

観念したウルバンは、自分の祖先について仲間に話した。空白の207年の理由を知った仲間達は
それぞれ複雑な表情をしていた……。が、マグダレーナは一人肩を震わせていた
「どうっしようもないですね!陛下の先祖は、私も血縁なんですよ、はずかしいったらありゃしない
もう陛下の命令なんて聞きませんからね!私は勝手に動きます」
「私も知りません」
「ま、まてっ、何でオードリーまで!」
「あなたみたいな人は女の敵ですから、私も命令は聞きません」
「おまえら俺をなんだと思って……」
ウルバンは途中で言葉をさえぎられ、オードリーとマグダレーナに怒鳴られた
「ただの好色な馬鹿皇帝!!」
「俺じゃなくて先祖がだなぁ……、おおっあんなところに美女が!」
「へ、陛下!!あれはモンスター……、あーあ、馬鹿だわあの人」
ウルバンはモンスターだと知らずに、ヴァンパイアを口説こうと近づいていった
「うぎゃああああああああああああああ」

「馬鹿か、あの皇帝は?」
オライオンの問いにマゼランはう頷きながら言う
「俺、絶対あの人についていきたくないよ、お前もだろオライオン?」
「ああ、馬鹿すぎて泣きたくなる。いくら好色でもモンスターは口説くかないだろ」
「げっ……、見ろあれ」
「うぇ、魅了されてる、やばいぞ逃げろ!」
怒りをたたえた表情で、マグダレーナが二人を制止した
「大丈夫よ、私がいるんだから。焼き尽くせ!クリムゾンフレア!!」
熱戦と光がウルバンを包み、真っ黒焦げになり、その場に倒れた
「……っ」

他の三人、声を揃えておどろく
「ちょ!!相手が皇帝なのに遠慮も何も無いんだな」
「あたり前よ、あんなやつ皇帝でもなんでもないわ、ただの馬鹿従兄弟よ!
あんな奴のせいで全滅したら、末代までの恥だわ!」

「お、怒らせるの辞めような……」
「ああ」

一時間後……、仕方なくウルバンの手当てをした一行は、歩みを進めていた。
「おーい、待ってくれ、怪我人はいたわれよな、皇帝なんだぞ俺は」
『……』
誰一人として返事をしない
「無視すんな、これは命令だ!」
マグダレーナはじとーっと、ウルバンを見下ろしていた
「かける言葉も無いわ、みんな行きましょ」
誰一人振り向かずに、ウルバンをおいて先へとどんどん進んでいく
「……、立場ねーなー、一番偉いはずなのに、どれもこれもベネディクトが悪いんだ!
ふざけるな、いくら先祖だって人魚にうつつを抜かすとか、舐めてるだろお前は!」
そこへ突如人魚が現れた
「やめて、ベネディクト様を悪く言わないで」
「おおっ、そこにいるあなたは人魚!?なんて綺麗な!!こりゃー、ご先祖が魅了されても
仕方ないなー、綺麗過ぎる。うん、本当に美しい」
「……どうでも良いけど、話を聴いてください」
「えっ?、ああ、はい」
「あの、ベネディクト様の評判はやはり悪いのですか?」
「そりゃーもう、最悪ですよ最悪。話しただけで、末裔に影響が出るぐらい」
「ごめんなさい、私のせいで」
人魚は涙を流し始めた
「あなたのせいじゃないですよ、ご先祖が好色なのが悪いだけですから」
「それを、おまえが言うなー!!」
怒声とともに遠くからメイスが飛んできてウルバンを直撃した
「はうっ」
「だ、大丈夫ですか?」
「平気よ平気、煮ても焼いても叩いても死なないからこの人
へー、あなたが先代の皇帝を魅了した人魚なの、確かに可愛いわね。で、何の用なの?」
「この海の事でお話が……、あの、この人ほうっておいて良いんですか?」
人魚の目線の先で、ウルバンがピクピクしている
「大丈夫よ、この人がいなくてもみんな強いから。だから、話を聞かせて」
「そ、そうですか。では……」
--------- 話が終わって ---------
「もう変な男に引っかかっちゃ駄目よ?」
「いいえ、私とっても幸せでしたよ。ベネディクト様は、とても素敵でしたから
国と職務を捨ててしまったこと、ずっと後悔していましたよ。後世に申し訳が立たないって
この方もベネディクト様の血を引いているのなら、きっと悪い人ではないと思いますよ」
「ただの女たらしではなかったのね。でも話すのはやめておこ、調子の乗られると面倒だし」
「ふふ、そうかもしれませんね。それでは、この海をお願いします」
そういうと、人魚は去っていった
「真実はどうあれ、国より色恋をとった人を、尊敬なんてできないわよ」

人魚から話を聴いた一行は、ロンギット海の平和を取り戻すため、嵐の元凶となっている
ギャロンの亡霊がいるという場所へ向かった。

マグダレーナの攻撃一発で、ギャロンは浄化された
「なにこいつ、弱いわねー……。」
「お前が強すぎるんだよ、こんな奴にまでギャラクシィを撃たなくても良いだろ」
「だって防具のない私達は、攻撃される前に全力で潰さないと、危ないじゃない」
「……、ごもっともです」
「さーて、これで問題も解決したようだし、さっさと帰りましょう」
「トバの海女さんに、報告しないとな」
「ぜ っ た い に口説かないでよ?」

二人を見守る仲間達の会話
「なあ、どっちが皇帝なんだ?」
「誰がどう見ても、マグダレーナが皇帝に見えるわね」
「そうだな」

沈没船から脱出して、トバの街へ戻った一行は事の顛末を情報を貰った海女に報告しにいった

「大した力にはなれませんが、出来ることなら何でも言いつけてくださいね」
興奮したウルバンは、海女に迫って言い放った
「じゃ、じゃあ俺と結婚してくれ!!」
突然の告白に、海女はきょとんとしていた
その様子を見かねた、マグダレーナはメイスを片手にウルバンに迫っていく
「へーいーかー、いい加減にしないと、私達全員ストライキしますよ
先帝の汚名を晴らすには良い機会なんだから、馬鹿なことしないで下さいね
大体陛下はですね、一国の主だという自覚が足りないんですよ、だから……」
小言はとどまる事を知らず、ウルバンはどんどん小さくなっていくのだった。

「あー、こりゃ当分続きそうだな……」
「本当、どっちが皇帝なんだかわかりゃしないな」
「正直、彼女が仕切ってくれて助かったわ、いなかったことを想像するとゾッとするわよ」

酒場にはマシンガンのような、マグダレーナの説教が飛び交っていた。


八代目の軌跡、前編~ロンギット海と好色二代目皇帝~ 終わり。

次回は後編、あまり濃いイベントではないのであっさり書きます
ていうか、今回あれこれ暴走しすぎました。でも一応、防具なし!
妄想が止まらなくなったので、ついやってしまいました、ごめんなさい
最終回までまだ大分かかりそうですが、気合と妄想で書き上げます。

こういうプレイ日記だって、あって良いはずなんだ!
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