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過去に書きだめたものです

「いきる」

死んでしまう事は かなしいけれど どうしようもないんだよ
それは定められた げんかいだから しかたがないんだよ

寂しいな こころをいやしてくれるものが 音楽しかないんだよ
嬉しいな こころをいやしてくれるものが たくさんあるんだよ

この街では何故か涙が流れるの 大事な人のことを思い出すから
忘れる事は難しいことなのかな あなたの前なのに泣いてしまうよ

あなたの顔を見ていると ごめんねって言ってしまうよ
いつもそばにいてくれるのに 私は違う人のことを考えてる
それでもあなたは許してくれる だから私は好きなんだ

あったかいばしょにいると ありがとうって言いたくなるの
生きている事が楽しくて とても幸せな瞬間だから

いきるのは つらくない いきるのは たのしい


「無為」

闇を消化すれば光が生まれるの?
光を消化すれば闇が生まれるの?

どこまでも突き抜けていくのは、汚い感情ばかり
闇を出しても、どこにぶつけても、光など見えない
ここは檻のようで、物凄く息苦しい
出口のない穴の中 目のない生物は暴れ狂う
自分の正体も そこがどこなのかもわからず


目に見えるものはない 彼の目に光が映る事もない

闇の中で生まれ 闇の中で死ぬ
誰にも知られず 誰の哀れみも受けず
ただ消えていく 消えていく
彼には、生まれた意味も
存在する意味も、なにもない



「汚染」

この世は誰が作ったのだろう
起伏する感情の波は、天を突く鋭い山々のようで
見ているものの心を突き刺し、中身を全て抉り出す

嘗め尽くされたこの大地 そこから零れ落ちた涙は
星の海を収束に導き  害虫を一匹残らず駆逐する

血の海に浸かり 詰まらないとつぶやいて 無限回路を破壊する
止まった時間は 衝動を生み 基盤に大きな亀裂を刻む
そこからあふれ出る 得体の知れない液体は 腐った海を浄化する
底の底まで深緑色に染まった 異臭を放つ海を



「まやかし」

機械のように生産され消費されるために作られる
穴に棒を突っ込み、液体を流し込むと動き出す

工場なのか 摂理なのか 大量生産されてゆく
使い古され 再利用され また使い古される
美徳のような 自然の摂理 
不毛な共食いを とめる事などできるわけはなく
歴史は地層のごとく 色を変え質を変え
ただ無常に流れてゆく ベルトコンベアーのように
あたり前のように 疑問を抱くことなく ながれてゆく

不ぞろいな固体は 考えることなく 使い古されていく
それがあたり前のように 疑問を抱く事もない

工場は 時を重ねるたびに 勢いを増してゆく
うずたかく積み上げられた 不ぞろいな部品は
天を貫く勢いで 増え続けていく 生産を続けるために 


「降りかかる」

苦しんでも もがいても かわりゃしない
際限なく 尽きることなく 降りかかる苦痛
ざわつく心は 荒れ狂い 手を握り締める

乗り越えても 逃げ出しても かわりゃしない
減ることなく 果てることなく 降りかかる苦悩
波打つ感情は 激しくなり 体を振るわせる

一人でも 大勢でも かわりゃしない
寂しくても 怖くても 降りかかる現実
突き刺さる言葉は 狂気となり 命を脅かす


「機械」

長い長い どこまでも続く 見えない道 見えない海
全て飲み干して 全て壊して 全て作り直そう
あなたがお前が君が どこまでも着いてくるから
全部ぶっ壊して 作り直そう 過去を未来と摩り替えよう

捏造された時間 鋳造された宇宙 記号的な生物
まやかしか 現世か 創造主にしかわからない

埋めてくれ 埋めてくれ あの穴を あの汚い穴を
あけてくれ あけてくれ あの扉を あの汚い扉を

抉り出してやる 人の体から鉄でできた球体を 抉り出してやる


「中間」

赤青黄色緑 赤青黄色緑 赤青黄色緑
わからないよ ここが何色なのか
わからないよ ここが何のためにあるのか

色々な色が僕を染めてゆく 色々な色が喧嘩をしてる
ゆれる たゆたう ゆらめく きらめく さまよう

わからないよ ここが何のためにあるのか
わからないよ ここが何のためにあるのか

歪む 消える 曲がる くねる うねる
どこどこ ここどこ あそこどこ
どこどこ ここどこ あそこどこ

白と黒が幅を利かせている 居場所がどこにもない
灰色はどこに行けば良い  どこにも場所なんかない
消えない 消えない 痛みが消えない どうしても
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